トリコモナス症の病院検査方法は?料金は?保険を使わない時の料金は?

トリコモナス症の検査方法

膣トリコモナスに感染して病院で治療を受ける際は、男性なら泌尿器科、女性なら婦人科を受診します。男性の場合、基本的な感染箇所が尿道となり、女性は尿道や膣が主な感染箇所になるためです。性感染症(STD)のひとつになっているトリコモナス症のため、性病なので病院で治療するのが恥ずかしいと思うかもしれません。しかし、性病だからこそしっかりと治療する必要があります。このページでは、トリコモナス症の病院での治療方法や検査方法、診療にかかる料金などを紹介していきます。

トリコモナス症が危険な理由

膣トリコモナスに感染して病院で治療を受ける際は、男性なら泌尿器科、女性なら婦人科を受診します。男性の場合、基本的な感染箇所が尿道となり、女性は尿道や膣が主な感染箇所になるためです。性感染症(STD)ですので、恥ずかしがらずに完治させることが、何よりも重要です。トリコモナス症は主に性行為で感染し、感染した場合潜伏期間が人によってバラバラで、感染しても自覚症状が出ない人も多いのが特徴です。またトリコモナス症感染者とコンドームを使用しないセックスをすと、感染する確率が非常に高いため、無自覚で感染を拡大させてしまうのがこの性病のやっかいなポイントです。

しかも男性の感染者のほとんどが無症状となります。男性患者は長期的に見れば、尿道炎や尿道分泌物が健常者と比べて多くなってくるため、感染していても気づくまでに時間がかかってしまうのです。感染が発覚してから、それまでにセックスをした相手全員が感染している可能性となります。大事なパートナーの為にも、一緒になって治療していく必要があります。

HIVを誘発

トリコモナス症に感染したまま放置していると、HIVウイルスに感染しやすくなってしまいます。そのリスクが健常者と比べて2~3倍まで高くなると言われています。また女性がトリコモナス症に感染していると、女性器のかゆみや痛みだけでなく、おりものが悪臭を放つようになり、更に悪化していけば不妊の原因にもつながります。アメリカ疾病予防管理センターよると、アメリカでは370万人ものトリコモナス症の患者がいて、推定では14~49歳の女性の3.1%が感染していると言われる程、近年拡大している病気となっています。

前立腺癌のリスクを高める

2009年にJournal of the National Cancer Institute誌電子版に掲載されたアメリカのハーバード大学の研究チームによる研究結果では、膣トリコモナス症に感染していると、悪性度の高い前立腺癌の発生リスクを高めることが判明したそうです。

前立腺外に広がった前立腺癌の発症リスクは2.17 倍、最終的に骨転移へと進行する前立腺癌の発症あるいは前立腺癌による死亡リスクが2.69倍
感染したトリコモナスは、前立腺にも潜伏すると言われているため、ガンの原因になるのかもしれません。

トリコモナス症の検査方法

膣分泌物を検査し、膣トリコモナス原虫の確認
鏡検法で原虫が確認できない場合は培養法で調べる
顕微鏡で調べる

採取した膣分泌物を顕微鏡で膣トリコモナス原虫の有無を調べるのが最も一般的な検査方法です。診断率は約60~70%と言われています。それでも検出されずにトリコモナス症が疑わしい場合は、培養法でトリコモナス専用培地を用います。この場合診断率は約90%近くまで制度が上がります。

女性の場合、膣炎を起こす事があり、膣内の内壁が赤くなったり子宮腟部がいちご状になっていたりします。また他の細菌感染もあり、細菌性腟症の合併症も起きます。

病院での治療

膣トリコモナス原虫に感染していることがわかれば、投薬治療をしていきます。メトロニダゾールを主成分とした「フラジールチニダゾールを主成分とした「チニダゾール錠(ファシジン)」が処方され、経口薬を服用して治療していきます。症状が悪い場合、膣錠との併用で治療していきます。トリコモナス症は他の細菌感染も引き起こすため、フラジールのように嫌気性菌感染症や細菌性腟症の適応症を持つ治療薬を服用していくことで、混合感染症ともに治療効果を発揮し症状が治っていきます。

トリコモナス症の検査費用

保険適用自由診療(保険なし)
検査4,000円~5,000円8,000円~10,000円
薬代※薬の量により変動8,000円~15,000円

病院により金額は変動しますが、保険適用であれば、薬代にもよりますが概ね5,000円以下で済むことがあります。トリコモナス原虫の検査費が、風邪などによる通常の診療に加わる為、少し高めの費用となります。

トリコモナス症は性感染症(STD)のため、保険適用をさせないで匿名で受診される人もいるそうです。その場合自由診療扱いとなるため、全額負担になりかなり高額となってしまいます。症状によって薬の分量が変わるため、上記の金額より高くなる場合もあります。詳細の費用は受診を希望する医療機関に電話で聞いておきましょう。

性感染症のスクリーニング検査

トリコモナス症に感染した場合、一緒に他の性感染症の検査を希望する人もいます。そのセット検査をスクリーニング検査と呼ばれています。この場合、患者の全額自己負担になる自由診療となっています。

性病検査を実施してくれる医療機関であれば受診できます。費用は検査項目によって異なりますが、2項目から7,000円~20,000円となっています。他の性病と合わせてまとめて検査をしておきたい人にオススメです。特に性風俗業で働いている女性に多く利用されています。

検査の結果

検査方法結果が出るまで
尿検査5~7日 ※主に男性患者
膣分泌物の鏡検法当日
培養法5~7日

上記が大まかな目安となります。膣分泌物を採取し顕微鏡で見るだけですので、鏡検法ならすぐに分かります。しかし、他の検査の場合調べるまで日数を要します。

保険証の履歴を残さない方法

トリコモナス症の治療を病院で治す場合は、保険証を使えば1~3割負担となります。こちらが費用を抑えた治療方法となります。しかし、病院を利用すると、履歴が残るため会社や家族にバレてしまいます。その為、自由診療で受診し高額な治療費を負担している人も少なからずいるのです。もし自分の症状がトリコモナス症とわかっているのであれば、医療機関を使わずに治療できるオススメの方法をご紹介します。

それは、治療薬のフラジールを通販サイトから購入する方法です。

自宅でトリコモナス症を治す

海外で販売されているフラジールを個人輸入することで、医療機関を受診してから処方される薬を、自宅に居ながら購入することができるのです。こうすれば、保険証の履歴も残ら無い為、誰にもバレずに治療が可能です。また婦人科を受診したくないという女性にもオススメの治療法となります。治療内容としても、医療機関では病気の診断がメインとなり、治療は投薬治療がメインとなります。トリコモナス症と断定できているのであれば、かかる費用は薬代のみ。通販サイトで販売されている薬代と送料の負担するだけで済みます。注意しないといけない点に、薬は海外から発送されるため、到着まで1週間~10日前後の日数を要すことです。こうすることで、全額自己負担で治療するよりは、かなり費用を抑えることができるのです。

また少し多めに購入しておくことで、1週間で対処しきれなかった場合も、医療機関を改めて受診しなくても治療することができます。指定されている用量・用法で服用していけば、殆どの膣トリコモナス原虫を死滅できます。もし再治療が必要になった場合は、服用後1週間を空けて再度薬を服用していけば、完全に退治できます。

女性ホルモンとトリコモナス症の関連性

女性がトリコモナス症の治療をする場合、閉経前までの女性でしたら、1度の投薬治療でほとんど治ってしまいます。しかし、中高年女性の場合、人によっては再治療が必要になることがあります。

これは、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と関係してきます。トリコモナス症の治し方のページで説明していますが、膣トリコモナス原虫は、感染すると膣内のグリコーゲンを消費して膣内で活性化できる環境を作っていきます。乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)が減少・消滅することで、膣内がアルカリ性に傾き、様々な細菌感染を起こして膣内環境がどんどん悪化していきます。膣内の自浄作用をしてくれる乳酸桿菌に必要なグリコーゲンは、女性ホルモン(卵胞ホルモン)の量に比例しています。女性ホルモンが多ければ、乳酸桿菌が増えてくれる為、投薬治療により減少した膣トリコモナス原虫の働きを鈍くしてくれます。
※健康的な膣内はpH5未満となっていて、その環境下では膣トリコモナスは活性化できない。

つまり女性ホルモンが多いと、自然と膣内の自浄作用が強く働きやすくなっているのです。しかし、加齢やホルモンバランスが崩れてしまうと、膣内環境を整えてくれる乳酸桿菌の働きが弱くなってしまい、他の合併感染症の治療も必要になる場合もあります。また、膣内にトリコモナス原虫が残ってしまうと再度増殖してしまい、再発しやすくなってしまうのです。その為、完全に膣トリコモナスを駆除するために、しっかりと用量・用法を守って治療することが重要です。