フラジールの効果 膣トリコモナス症の治療だけでなく様々な感染症に効く

このページでは、膣トリコモナス症の治療だけでなく、細菌性腟症を始めとした様々な感染症に適応症があるフラジールの効果について説明しています。フラジールは、抗原虫及び抗菌作用がある薬です。正しく服用することで、膣トリコモナス症の治療効果を発揮してくれます。

フラジールの効果

フラジールの主成分メトロニダゾールは、抗原虫作用と抗菌作用がある薬です。膣トリコモナスによる感染症を始め、嫌気性菌感染症や感染性腸炎、細菌性腟症などにも高い効果を発揮してくれる治療薬です。フラジールは1961年に販売開始されて以来、半世紀以上に渡って処方され続け、膣トリコモナス症では今でも第一選択で処方されています。長年に渡って使われ続けている薬だけあって、効果や安全性は間違いありません。

フラジールの作用

フラジールの主成分「メトロニダゾール」は、高い抗原虫及び抗菌作用を持ちます。

メトロニダゾールは、トリコモナス原虫や細菌の酸化還元系によってニトロソ化合物に変化します。この成分が抗原虫作用と抗菌作用を発揮してくれます。攻撃対象となる原虫や細菌のDNAを切断するため、フラジールを服用していくと死滅してき症状が改善されていくのです。

一般的な抗生物質が効きにくい酸素を必要としない嫌気性菌が原因となる細菌感染症にも効果を発揮します。殺菌作用により症状が改善していきます。フラジールとは関係ないですが、嫌気性菌で有名な菌に、ビフィズス菌や大腸菌等があります。

膣内への作用

服用の2時間後に血中濃度が最大になり全身に薬の成分が行き渡っていきます。フラジールを健康的な女性に服用した場合、4時間後までに膣内の抗原虫濃度を示したデータがあります。

胎児と母乳への影響

海外での臨床データにはなりますが、妊娠中の女性がフラジールを服用した場合、胎児にも薬の効果が出ていることが認められています。また乳児に授乳している時にフラジールを服用してた場合、母乳を通して乳児にも薬の成分が吸収されている事がわかっています。授乳中は極めて微量でも、影響がある事がわかっています。

その為、妊娠中や授乳中の女性が服用する場合は、必ず医師と相談してから服用するようにしましょう。

トリコモナス症への高い効果

フラジールを服用して、膣トリコモナスによる感染症の治療に当たった場合の効果として、337例中96.4~97.9%と非常に高い結果を出したデータがあります。つまり、トリコモナス症の患者のほぼ全員に対して治療効果を発揮してくれるのです。

「薬を飲んだけど効かなかった」とか、「私には合わないのかな」というのがほとんど無い訳です。抜群の信頼性を誇る薬なのです。

嫌気性菌に対する効果

酸素を嫌う細菌に対しても高い効果を発揮してくれます。膣トリコモナス症と併発しやすい病気に「細菌性腟症」があります。膣錠で局所的に治療するのではなく、経口薬のフラジール錠を1回500mgで1日2回、7日間継続して服用する全身療法でも高い治癒効果を発揮します。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症への効果

治療に指定された薬と併用し、フラジール錠を1回250mgで1日2回、7日間服用することで、81.7~100%の除菌効果が得られたという臨床研究データがあります。

フラジールと口臭の関係

抗原虫作用と抗菌作用の効果を持つフラジール(メトロニダゾール錠)ですが、口腔以外の部位が原因の強い口臭は、フラジールを服用すると改善する効果があるそうです。臨床データもあるほどで、強い口臭が消えた改善された事例もあるそうです。フラジールが歯周病の原因となる菌に効果を示していると考えられています。しかし、薬の適応症としては正式に認定されているわけではありません。その為、歯科の現場では、歯周病等が原因による口臭の治療で医師に相談した場合、状況次第では処方してくれるそうです。原因がはっきりしていないと効果がない所か危険な為、もし口臭対策でフラジールの服用を検討している場合は、きちんと医師の診断を受けてからにしましょう。常用すると副作用がひどくなるため、一時的に使う分には効果的の様です。

フラジールと犬

ペットの犬がジアルジア(ランブル鞭毛虫)症や慢性的な下痢や嘔吐等の炎症性腸疾患になった場合、獣医からフラジールが処方されています。フラジールの主成分メトロニダゾールがジアルジア原虫を抗原虫作用により死滅させるため、症状が改善していきます。また体内の免疫組織の働きを調整する作用があるため、原因不明の腸炎の改善にもつながっています。

しかしフラジールは、人間と同様にペットにも副作用が出る薬です。体が小さいペットの場合、注意して服用しないと、異常を引き起こす可能性が高くなるため、勝手な判断での服用は絶対に止めましょう。必ず獣医の診断を受けてから、正しい服用法で使用してください。

犬やネコへの使用方法

犬、猫に使用する場合には1kgに対して25mgを1日に2回与えます。※1日50mgを7日間使用します。

フラジール自体に苦味があるため、食べ物に混ぜるなどして与えるか、口元を開けてから喉の奥まで錠剤を入れて飲み込ますなどの方法で、ペットに薬を飲ませます。

フラジール(メトロニダゾール錠)の効果まとめ

フラジールの適応症

トリコモナス症(膣トリコモナスによる感染症)
嫌気性菌感染症
感染性腸炎
細菌性膣症
ヘリコバクター・ピロリ感染症
アメーバ赤痢
ジアルジア症(ランブル鞭毛虫感染症)

※参考資料:フラジール内服錠250mg 塩野義製薬株式会社

フラジールは、性感染症のひとつとされている膣トリコモナス感染症の原因となるトリコモナス原虫自体を死滅させ、痛みやかゆみなどの不快な症状を治療することができます。また、トリコモナス症だけではなく、嫌気性菌感染症や細菌性腟症、十二指超潰瘍のヘリコバクター・ピロリ感染症、アメーバ赤痢、ジアルジア症にも効果があります。

それでは、次のページでは、非常に効果が高い薬フラジール(メトロニダゾール錠)の効果を発揮させる正しい飲み方について解説していきます。

フラジール200mg

フラジール200mg

トリコモナス症の治療にはフラジールがオススメです。嫌気性菌感染症や細菌性腟症にも効果を発揮してくれます。

フラジール200mg:1,480円

製造元:アボットラボラトリーズ
主成分:メトロニダゾール
評価:4.7